コレステロール値を下げるための運動
コレステロール値が高いままでは、肥満・動脈硬化といったトラブルの発生率が高まります。高コレステロールの主な要因は、必要以上に摂取するカロリーと普段からの運動不足が挙げられます。できるだけ脂肪を減らした食事メニューにすることは、基準値を超えるコレステロール値を正すのに有効な方法です。
日々の食生活の見直しのほかに、同時に運動療法に取り組むことで効率良くコレステロール値を改善していけます。コレステロールを下げるためには、有酸素運動が望ましいでしょう。有酸素運動の種類としては、ウォーキングやジョギング、水泳などが考えられます。
コレステロール低下のための運動は、食後の3時間後に取り組むのがベストです。実は、食事のあとの3時間が中性脂肪が多くなる絶好の時間帯で、運動をすると中性脂肪を無駄なく排除することができます。中性脂肪の減少を即すと、体によい働きをしてくれる善玉コレステロールを増加させることができます。
コレステロール値の偏りをなくすことを見据えた運動は、あまりにもしんどいと思うほどの運動を行わなくても問題ありません。しっとり汗をかく程度の運動を30分から40分の間、できれば毎日、無理な場合は1週間に3度くらい運動しましょう。コレステロール値を下げる方法としては、例えばジョギングの場合は1日3から4キロが推奨されていて、できるだけ時間をかけてゆっくりと走るといった方法が高い効果を得られます。
そして、ウォーキングについては何も意識せずに歩くのは好ましくなく、大きめの歩幅で1日2キロから3キロといった距離を心掛けて実践しましょう。日常的に行うことがコレステロールを下げるのに重要なので、苦しまずに続けられるような運動をするようにしましょう
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